沖縄の文化と歴史を肌で感じられる世界遺産に登録されている沖縄屈指の観光名所
首里金城町石畳道は沖縄県の指定文化財でもあり、日本の道100選の一つでもある観光スポットです。国際通りからアクセスも良く、バスやゆいレールでも行けます。
首里城から南の場所にある「首里金城町石畳道」。 琉球王国時代に作られた石畳の古道で、その昔は10kmと長く続いていましたが、第二次世界大戦の沖縄戦により大半は破壊されてしまいました。現存しているのはこの首里金城町にある約300m区間のみとなっています。 現在は生活道路として使用されている他、沖縄県の指定文化財であり、日本の道100選の一つにも選ばれています。 石畳の途中には、大アカギやパワースポット、おしゃれな喫茶店もあり、観光スポットとしてだけではなく、地元の人が散歩を楽しむ場所にもなっています。
見どころ
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島添坂(シマシービラ)
ここに日本の道100選に選ばれた際の記念碑が建てられていますが、この島添坂と金城町石畳道を合わせた全体が選ばれています。この選ばれている通りは「真珠道」といわれており、真珠のように美しい道、と言う意味です。 島添坂と金城町石畳道はサンゴや貝殻が蓄積されて出来た琉球石灰岩の平石を敷きつめて作られており、続いていく道は白く温かみのある、古き良き沖縄を味わうことが出来ます。 ここには喫茶店もあって一息入れることも出来、とても見晴らしがよくついつい長居してしまいそうになります。
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首里金城町の大アカギ
樹齢200~300年にもなる大きなアカギが6本自生しており、国の天然記念物に指定されています。 沖縄では神聖な空間とされている御嶽(うたき)がいくつもありますが、この大アカギがある場所も内金城御嶽(うちかねぐすくうたき)という場所で、いわゆるパワースポットのひとつにもなっています。 大アカギの根元は力強く生命力に満ち溢れており、沢山の草木に囲まれていてとても神秘的で、穏やかな気持ちになります。
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金城大樋川毛跡(キンジョウウフ ヒージャーモーアト)
石畳道の途中にある一見沖縄の古民家に見えるここは、金城町の公民館として利用されていて、普段は観光客や地元の人の休憩所として解放されている場所です。目の前にはガジュマルの木があり、まるで映画のワンシーンのような風景です。 建物の横には樋川といって、水脈から地上へ水を引いて作られた川があり、各家庭に水道が引かれる前、村人の生活用水として使用されていた場所があり、水の流れる涼しげな音とそよ風の音が心地よく、悠久の時の流れを感じることが出来ます。 トイレも併設されているので、一休みするにはもってこいです。
首里金城町石畳道の豆知識
琉球王国の尚真王の時代(1477~1526)に、首里城から南部へ向けた道として造られました。 石畳は比較的高台にあるので風が吹くととても気持ちよく、さらに木の影は日よけになっているので、時々は立ち止まって周りを見渡したり、振り返ってさっき来た道を眺めるのも新しい発見があり楽しいです。 場所によっては那覇市一帯を見渡せる所や、沖縄の象徴でもある赤瓦の屋根の家なども見られ、沖縄の歴史や町並みをゆっくりと観光したい方にはとてもオススメです。
大アカギへ向かう道のりには沢山の草花や、季節によっては南国特有の果物を実らせた樹木などが生えており、まるで探検気分を味わうことができます。大アカギの周辺はかつて城下を守るように沢山の木々が群生していました。しかし第二次世界大戦の戦火でほぼすべてが消失し、残っているのが現在の6本のみとなっています。大アカギの中でも一番大きなものの根元には自然に穴が開いて出来た祠があり、この場所には年に1度神様が降りてきて、願い事をひとつ聞いてくれるそうです。 このように色々な歴史背景から「神の木」と呼ばれており、所々に手書きの看板や説明版があったり、ベンチなどの休憩スペースもとられていることから、地元の人々に大切にされている場所だということがとても伝わってきます。 とても神聖な場所であることと、民家が近くにあるので周りに配慮していただきますようお願いします。一部立ち入り禁止区域もありますのでお気をつけください。
石畳のある通りは民家も多くあり、一般の市民が生活しています。声をかけてくれる気さくな方や、車が通ったりバイクで階段を下りていく郵便配達員、最近ではフォトウエディングの撮影場所にも使われています。民家の中にはNHKの連続ドラマちゅらさんの舞台にもなった家があるので、探してみるのも楽しいですね。 足場はごつごつしており傾斜があることと草木が多いこと、所々に「ハブ注意」の看板があるので、ジーパンにスニーカーなどの動きやすく防備できる服装、虫が気になる方は虫除けスプレーを持っていくことをオススメします。暑いので水分補給の為の飲み物やハンカチも忘れないようにしましょう。 ゆいレール首里駅から歩いて15分のところにあります。 専用の駐車場はありませんので、首里城内の駐車場か、近くにいくつかある有料駐車場をご利用ください。 公共交通機関をご利用している場合は首里城のすぐ近くなので、首里城観光のついでに訪れることも出来ます。
写真一覧
首里金城町石畳道の基本情報
名称 | 首里金城町石畳道 |
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電話番号・FAX |
TEL:0855-42-1234 |
住所 |
〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1丁目 |
アクセス |
車:那覇空港から車(一般道)で40分(約10km) ゆいレール:首里駅から徒歩15分 バス:首里城公園入口バス停から徒歩で10分 |
営業時間 |
通常開放 |
定休日 |
特になし |
料金・メニュー
料金・メニュー |
無料 |
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お支払い情報
平均予算 |
0~1000円 |
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その他料金 |
なし |
クレジットカード |
飲食店・施設によって異なります |
通貨 |
日本円 |
予約 |
予約不可 |
店内設備
駐車場 |
その他近隣に民間駐車場が複数あります |
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詳細情報
所要時間 |
30分~1時間程度 |
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禁煙・喫煙 |
喫煙所以外の場所は禁煙 |
その他 |
なし |
美ら島トラベルからのアドバイス
行ってみた感想 |
「日本の道100選」に選ばれており、琉球王国時代からある石畳は観光客にも人気があるパワースポットです。雰囲気も良く、楽しめる場所です。 |
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注意事項 |
石畳なのでヒール等では多少歩きづらいです。 |
便利な「持ち物」 |
夏場は直射日光対策として、日傘や帽子があると良いです。 |