沖縄で最も有名なパワースポット!三庫裏に目を奪われること間違いありません
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駐車場あり
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予約可能
ウルトラマンの生みの親、金城哲夫さんの貴重な品が展示された資料館で、多くのファンの方が訪れています。空港からのアクセスもよく駐車場も完備しています。
ウルトラマンシリーズ初期の作品に携わった脚本家として知られる沖縄県出身の金城哲夫さんの書斎が南風原町に現存し、広く一般の方々に公開されています。
37歳の短い生涯を送った金城さんの貴重な遺品が数多く展示され、ファンの方が見学に訪れます。
作品に登場した怪獣の人形やプラモデル、作品の台本が見られる他、書斎からの景色を見ながら作品を生み出した情景が思い浮かんでくるような感覚が得られることでしょう。見学をするには事前に電話予約が必要です。
見どころ
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怪獣ブームの原点となった書斎
金城哲夫さんの生家である南風原町の料亭「松風苑」の庭園内に書斎があります。松風苑の支配人で金城さんの弟の金城和夫さんの案内により展示室を拝見することができます。
怪獣ブームを作った原点となる書斎にはファンの方々が置いていったというウルトラヒーローや怪獣が机上に整然と並べられています。
また、机の横には生前に愛用していたという帽子や書物が並べられ、アイディアマンとして活躍していたころの息吹が感じられそうです。 -
沖縄の芸能分野に携わった功績の数々
ウルトラマンシリーズを手がける円谷プロを退社した金城さんは帰沖し、数多くの沖縄芝居の脚本・演出を手がけました。
その後、地元の放送局に入社。テレビ・ラジオのディレクターやキャスターとしてマルチな才能を発揮したそう。また1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会では閉会式の演出も手がけ、その時に制作した貴重な台本も展示されていてます。 -
沖縄にすき焼きの文化を広めた松風苑
書斎は料亭「松風苑」の離れにあり、庭園には豊かな自然が広がっています。
松風苑は創業して半世紀を越す老舗の日本料理店で、沖縄のすき焼き専門店として名店でもあります。
特別な一席の場として親しまれているお店の門をくぐると竹林が並ぶ広大な庭園が現れ、四季を感じさせる空間に誘います。
時間を忘れさせるゆったりとした空間を見ながら金城哲夫さんもきっと執筆されていたことでしょう。松風苑の料理に舌鼓を打つには予約が必要です。 -
ファンからの贈り物
金城哲夫さんの書斎の机の上にはウルトラマンに登場したウルトラ戦士や怪獣達のフィギアが数多く置かれています。
このフィギアの中には金城哲夫さんが所有していたもの以外のフィギアがあります。
それは若くして亡くなった金城哲夫さんの死を悼み、多くの関係者やファンが色々な想いで置いて行かれたフィギアです。 金城哲夫さんがいろんな人に夢や希望を与え、どれほど愛されていたか分かります。
金城哲夫さんの書斎に訪れる方の多くは自分のウルトラマンフィギアを持ってきて、置いて帰ることが多いようでそれがファンの間ではしきたりのようなものになっているようです。
訪れてみたい日本のアニメ聖地88に認定
2018年9月22日に金城哲夫資料館が「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に認定されました。
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」は、日本のアニメ作品の舞台になった場所を88ヵ所選出し聖地化しており、「ウルトラマン」生みの親であり、脚本家の金城哲夫さんの功績を今に伝える資料館ということでアニメ聖地に認定されました。
金城哲夫資料館を訪れる方は55歳前後が多く、聖地に認定された今後は「小さい子供からウルトラマンを間直で見ていたシニア世代まで、幅広い世代が訪れてくれるような工夫をしていきたい」と金城哲夫さんの9歳下の弟で、資料館の運営・松風苑の支配人である金城和夫さんは語っています。
また、海外や国内の観光客にも情報を発信していきたいという思いもあり、今後は金城哲夫資料館をはじめ、さまざまな形でウルトラマンを活かした町づくりなどを行っていくそうです。
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の認定証は、金城和夫さんの多くの人に見てもらいたいという想いから松風苑のカウンターに設置されています。
他にも聖地巡礼スタンプは金城哲夫さんが仕事場に使っていた資料館に設置されており、生前金城哲夫さんが過ごしていた雰囲気などを味わいながら聖地巡礼スタンプを押すことができます。
金城哲夫資料館の豆知識
1938年に生を受けた金城哲夫さんは中学まで沖縄の実家で過ごし、高校進学の際に上京。のちに「特撮の神様」と言われる円谷英二さん(円谷プロ初代社長)が主催する円谷特技研究所に参加し、ドラマの脚本家として活躍します。
26歳の頃にウルトラマンの前身の「ウルトラQ」を企画したことから「ウルトラマンの生みの親」と言われるようになりました。物語の方向性や登場人物の設定は金城さんが既定路線を作り、社会現象ともなった怪獣ブームの巻き起こします。
彼が手掛けた怪獣でザンパ星人は沖縄の地名「残波」から、頭の大きさが特徴のチブル星人は、沖縄の方言で「頭=チブル」を意味することから命名されたという話は有名で、沖縄の言葉が怪獣の名前の一部として散りばめられています。
円谷プロを退社してからは実家の松風苑で手伝いをしながら書斎で作品を書き続け、沖縄を題材として作品を数多く世に残した金城さん。琉球王朝時代の英雄・尚巴志が主人公の「佐敷の暴れん坊」をはじめとした沖縄芝居の脚本や演出を自ら手がけ、様々な魅力あふれる作品を発信し続けてきた中での1976年、不慮の事故で37歳の若さで他界。日本中のファンが金城さんの早すぎる死を悼みました。
書斎は32~37歳まで仕事場として使われ、その当時の面影が残る形で保存されています。金城さんの実弟で松風苑のオーナーの金城和夫さんが管理し、遺品や功績を多くの方に知っていただきたいとの思いから書斎を資料館として解放。見学を希望される方は電話での予約が必要となりますが、日本のみならず海外から来るファンも快く招き入れています。
資料館の入り口には手がけた作品の台本やグッズ、サイン色紙などが並び、また部屋の奥に進むと実際に使用していた机が置かれ、許可が得られればアイディアの詰まったノートの中身も拝見することができます。また机の上にはファンが置いていったウルトラマンシリーズの人形がところ狭しと立ち並び、また一角にはウルトラセブンの変身アイテムでファン垂涎のウルトラアイも見ることができます。
2018年には国内外アニメファンの投票を参考にアニメツーリズム協会が選ぶ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」のひとつとして金城哲夫資料館が選出。アニメや特撮ファンにとっての聖地として今注目を浴びています。
写真一覧
金城哲夫資料館の基本情報
名称 | 金城哲夫資料館 |
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電話番号・FAX |
TEL:0988-89-3471(松風苑) |
住所 |
〒901-1117 沖縄県南風原町字津嘉山1384 |
アクセス |
車:那覇空港から約30分(約15.5km) バス:翔南製糖前バス停から徒歩約5分 |
営業時間 |
12:00~17:00 |
定休日 |
年末年始 |
料金・メニュー
料金・メニュー |
無料 |
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お支払い情報
平均予算 |
0円 |
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その他料金 |
なし |
クレジットカード |
不可 |
通貨 |
なし |
予約 |
電話にて要予約(098-889-3471:松風苑) |
店内設備
駐車場 |
無料駐車場20台 |
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詳細情報
所要時間 |
20~30分程度 |
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禁煙・喫煙 |
全面禁煙 |
その他 |
写真撮影可能 |
美ら島トラベルからのアドバイス
行ってみた感想 |
国民のヒーロー「ウルトラマン」の歴史やフィギアなどがたくさん見れる、ウルトラマン好きには堪らない空間です。 |
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注意事項 |
事前に予約が必要です。 |
便利な「持ち物」 |
特になし |