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沖縄中部で最も神聖な神社!珍しい洞穴参拝も

更新日:2018年9月27日

普天満宮(ふてんまんぐう)は普天間飛行場と隣接している、沖縄本島中部最大の神社です。
境内には指定文化財にも登録された「普天満宮洞穴」があります。

普天満宮拝殿

普天満宮では建築関係諸祈願や結び(諸願成就)の神様として信仰されています。
細かく書くと交通・航海安全、豊漁、五穀豊穣、縁結び、
安産、初宮参り、商売繁盛、学業成就などなど。
たくさんのご利益をいただけます。

洞窟案内板

普天満宮の大きな特徴といえばやっぱり「普天満宮洞穴」。
なんと境内に洞穴があります。ほかの神社にはめったに無いですよね。
申し込めば入れるとのことなので、
今回は普天満宮洞穴への拝観に行ってきます。

まずは拝殿へ参拝しましょう。
そのあと授与所にて普天満宮洞穴参拝の受付を行います。
普天満宮洞穴への参拝は10時~17時まで、見学時間は30分までとされているので、
その時間内に収まるようにしましょう。
受付後、10分ほど待つと巫女さんが洞穴の入口へ案内してくれます。

ちなみに、洞穴へ向かう途中に展示コーナーがあります。
沖縄の神社や普天満宮洞穴についての資料や、
普天満宮洞穴で発掘された琉球シカや琉球昔キョン、イノシシの化石などが展示されています。

さらに進むと、洞穴への入り口にたどり着きます。

普天満宮サイトキャプチャ

※洞穴内は撮影禁止となっているため、
代わりに普天満宮公式サイトのキャプチャにてイメージをお伝えします。
だいたいこんな雰囲気です。

一歩入るとそこは別世界。
全長約280m、そのうち公開されている手前50mにある拝所は、
ライトアップされた鍾乳石に囲まれて神々しさを放っています。
日の光も差し込み、幻想的な空間に心洗われます。
パワースポットとして人気が高いのもうなずけます。

社務所入口

参拝を終え御朱印をいただきに社務所へ向かいました。
インターホンを押し、御朱印をいただきたい旨を伝えると
宮司が授与の手続をしてくださいます。ちょっとハイテクですね。

御朱印

今回ご紹介した普天満宮洞穴はもちろん、
普天満宮には女神や仙人の伝説や、
沖縄戦中に戦火を逃れるため社掌が御神体を移し守り抜いた歴史など、
見どころあるエピソードが多くあります。

参拝の楽しみのひとつとして、沖縄の神話や歴史に触れてみてはいかがでしょうか。